• Thu.12.20.2012

本多劇場開場30周年記念誌『街と劇場』の劇場展開図

下北沢本多劇場の開場30周年を記念した冊子『街と劇場』。冊子内の「劇場展開図」を作成させていただきました。

基本は、開場当時の手描きの展開図をトレース。30年も経つと無くなったり増えている部分もあり(神棚の追加も…笑)、想像を膨らませながらの作業はなかなかの苦労も。それでも細かい作業は好きなので、気づいたら夢中になっていました。

本多劇場は舞台と客席の距離が近く、客席も適度な勾配があって観やすいのでよく足を運んでいます。今回このお仕事を通して「観やすい客席、使いやすい舞台」を目指して設計していることを知り、ますます好きになりました。


(編集:本多劇場制作部/デザイン:森一典デザイン事務所/写真:引地信彦)
演劇界を代表する錚々たる方々のコメントや座談会など、読み応えのある内容になっています。
記念誌は申込み制で配布しております。お申込み方法は本多劇場のHPをご覧ください→

[掲載内容](本多劇場HPより)
・演劇界の方々(66名)から頂いたコメント
・特別座談会…松尾スズキ×ケラリーノ・サンドロヴィッチ×倉持裕×本多一夫
・街と劇場についてのコラム…扇田昭彦氏・宮沢章夫氏
・劇場内部及び、街の様々な角度からの写真
・下北沢の方々からの声   
など モノクロ B5版 50ページ







  • Mon.12.17.2012

『カリグラフィーBOOK 美しいアルファベットのデザイン


お知らせが遅くなりましたが、『カリグラフィーBOOK 美しいアルファベットのデザイン』(小田原真喜子 著/日本ヴォーグ社 刊)のデザインをさせていただきました。

2007年に雄鶏社から発行された『カリグラフィーブック いろいろな書体で彩るウエディング』の増補改訂版です。スタイリング・曲田有子さん、撮影・南雲保夫さんと、当時のメンバーで新たな本として制作でき、大変嬉しいお仕事になりました。

書き方のプロセス、各書体の基礎や作品の制作方法まで、詳しく解説された充実した内容になっています。ぜひお手に取ってご覧ください。

[日本ヴォーグ社の宣伝文より]
イタリック体、ゴシック体、カッパープレート体、ゴシサイズドイタリック体、アンシャル体、フラクチャー体の6書体の書き方の基礎を収録した充実の内容。ウエルカムボードをはじめとする人気のウエディング作品に加えて、一般的なカードや異素材との組み合わせ作品も紹介し、美しいアルファベットのデザインを堪能できます。トールペイントや刺しゅうをする人にもご利用いただけます。(2007年に雄鶏社から発行された「カリグラフィーブック いろいろな書体で彩るウエディング」を大幅に増補改訂しました。)

詳しくは日本ヴォーグ社のHPをご覧ください→