• Thu.09.19.2013

『西荻窪の古本屋さん』音羽館の日々と仕事


装丁・デザインをさせていただきました『西荻窪の古本屋さん』音羽館の日々と仕事(広瀬洋一 著/本の雑誌社 刊)が発売になりました。

西荻窪に行くと必ず寄ってしまう、いや、むしろ音羽館へ行くために西荻窪へ。いつも何か見つかりそうな予感に溢れていて、ついつい長居してしまう居心地の良さは、初めて訪れた時から変わりません。
編集の宮里さん、取材・構成の北條さんと何度も打合せを重ね、お互いの音羽館に対する想いを語り合えたのも楽しい時間でした。
そんな音羽館に対する様々な想いを「本」という容れ物で表現できないかと、デザインや紙を選ぶ作業にも夢中になりました。
古本好きの方々はもちろん、普段は古本に馴染みのない本好きの方も、すべての本好きのみなさま、ぜひお手に取ってご覧ください。

四六判/224ページ
[STAFF](敬省略)
取材・構成     北條一浩
カバー・口絵写真  望月 研
イラストレーション 広瀬由佳子
ブックデザイン   川畑あずさ

*詳しい内容は本の雑誌社のHPをご覧ください→

【古書 音羽館】
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3丁目13番7号
TEL&FAX:03-5382-1587
営業時間:12時〜23時 火曜定休

表紙には音羽館のキャラクター「おとわちゃん」を。イラストは奥様の由佳子さんによるもの。本文中にも素敵なイラストをたくさん描いていただきました。
音羽館の大きな特徴は扉がふたつあること。どちらから入るかでその人の好みも計れるかもしれません。帯や表紙には表と裏で違う紙を使ってそんな二面性を表現してみました。紙も手触りの良い質感なので、ぜひカバーを外してみてくださいね。


カバーとカラー口絵は、望月研さんの撮影。キリッと引き締まったシャープな写真。大きくプリントして飾りたいくらい。
(本棚を眺めるのはやっぱり楽しい!)