• Thu.04.09.2020

『Birdsong』&『一色海岸書店』

4月に開催予定だった「BEACH BOOK STORE」展に合わせ小鳥美茂さんの『Birdsong』と小栗誠史さんの『一色海岸書店』のデザインを担当しました。

「BEACH BOOK STORE」展の特設サイトで発売中です→

『Birdsong』

(小鳥美茂 著/Kirie Boy 表紙切り絵/Nimo 挿絵/牟田都子 校正)

タイパンツ作家で鎌倉〈BORN FREE WORKS〉を企画・運営する小鳥美茂さんは心がとてもあたかい人で、彼女が綴る素直な文章からも人柄が伝わってきます。『Birdsong』は家族と日々の暮らしがテーマ。家族にも協力してもらい、娘さんのイラストを本文の挿絵に切り絵作家の旦那さんのアートワークを表紙に。それぞれの得意分野で参加してもらいました。そして、小鳥さんの同級生でもある牟田都子さんに校正をお願いし、さらに文章が磨かれていく様と丁寧な仕事ぶりを拝見できたのも嬉しいことのひとつ。

画用紙のような手触りの「アラベール」を使い、1ページ1ページが日々のスケッチのように楽しめる仕様にしました。

A5変型判(180×148mm)/並製/無線綴じ/36ページ

———————-

『一色海岸書店』

(小栗誠史 著/大社優子 写真)

『一色海岸書店』は、小栗誠史さんが美術作家・永井宏さんのワークショップに長年通う中で出会った人々や、永井さんのアトリエで古本屋を開くまでが綴られています。

写真は、写真家の大社優子さんにご提供いただきました。向日葵のように周囲を照らすその人柄のファンも多いと思います、私もその一人。

2011年の初夏、一色海岸書店の様子を捉えた写真があまりにも美しくて、あの場所の空気感が少しでもより伝わるようにレイアウトも工夫しました。

A6判(105×148mm)/並製/無線綴じ/54ページ